教育学科 3年 H.Kさん
- 留学体験記1_2017.12.6
セントマーチンズ大学に来て早くも3か月が経ち、あと2週間ほどでファイナルテストを迎えFall semesterも終わろうとしています。今学期は、私にとって初めての留学・始めの学期であったため毎日が新しいことの連続だったように思います。今学期は、ED205(Child and Adolescent Development)、COM106(Public Address) に加えESL科目のビジネス・グラマー・ライティングの授業の計5つを履修しました。私は専攻が教育学科であることもあって、こちらで教育に関するレギュラークラスを取りたいと留学前から思っていたので、現地の学生と一緒にEDの授業を受けることができたのがとても嬉しかったです。しかし、こちらでの授業は想像以上に大変で、初めはテキストを読むだけでもとても時間がかかっていた上に、毎週の予習・課題…と毎日目が回るような大変さでした。しかし、時間が経つにつれ、だんだんと授業のペースにも慣れてきて楽しく授業を受けられるようになってきたなと最近は感じています。ESLのクラスでは、クラスメートのほとんどが様々な国からきた留学生なので、レギュラークラスとはまた違った授業雰囲気なのが新鮮で楽しいです。空き時間にそれぞれの母国語を教えあったりするのもとても面白いです。
セントマーチンズ大学はイベントがとても多く、インターナショナルの学生向けのイベントや学内のイベントがたくさんあるため毎週何かしらの楽しみを見つけて毎日を過ごしています。今学期は、日本語クラスのアシスタントをしたりMulticultural Eventでソーラン節を踊ったり、ハワイアンクラブのメンバーとしてフラダンスに挑戦したりしました。また、シアトルもバスで行ける距離にあるので何度か遊びに行きました。どの活動もとても楽しかったです。 毎日大変なことも多いですが、その分日本では学ぶことのできないことを学ぶことができる環境を幸せに思います。ファイナルテストを終えたら、冬休みはホストファミリーと1週間過ごし、そのあとは友達の家に滞在させてもらう予定です。今学期で、仲良くしていたインターナショナルの友達のほとんどは母国に帰ってしまうので寂しくなりますが、残りの期間たくさん楽しみたいと思います。
- 留学体験記2_2017.12.28
12月21日から寮が閉まり3週間の冬休みに入りました。今月は、前半は秋学期のファイナルペーパーや課題に追われ、終わったかと思うと1セメスターが終わり、仲の良かったインターナショナルの友達が次々と寮を出て母国に帰っていき…と慌ただしい毎日でした。気づけば今年もあと数日で終わるという現実にびっくりしています。こちらに来てから、時間が経つのが本当に早くて、改めてもっとここでの限られた毎日の生活を大切にしなければいけないなと感じています。
私が今学期履修していた科目は、めずらしくテストがひとつもなく、すべてペーパーでの課題でした。そのため、部屋にこもる時間も多かったですが、早めにリサーチや課題に取りかかっていたため提出日に焦ることなく間に合わせることができたのがとてもよかったなと思います。スピーチのクラスでは、ファイナルは1人で15分のスピーチという私にとってなかなかのハードワークだったのですが、無事終わり、この経験が自分の中で大きな自信になったと感じています。今学期履修した科目は、初めての学期ということもあり苦戦することも多かったですが、どのクラスも親切なクラスメートと教授に恵まれとても充実した4か月でした。今学期学んだことを生かして来学期も頑張りたいと思います。
生活面では、仲の良かった友達がみんな今学期で帰ってしまうということもあり、一緒にご飯を食べに行ったり、ジムでサッカーをしたりと、12月後半はみんなとここで一緒に過ごす最後の時間を思う存分楽しみました。冬休みに入り寮を出てからは、1週間ホストファミリーと過ごし、その後ポートランドの友達の家に滞在させてもらっています。ホストファミリーとは初めてのアメリカでのクリスマスを一緒に過ごしました。クリスマスの過ごし方や食事、クリスマスプレゼントなど、日本とは全く違うクリスマスの文化が新鮮でとても楽しい毎日でした。1週間という短い時間でしたが、寮を離れ、実際にアメリカ人の家庭で過ごす時間は私にとってとても貴重でまた違った意味で勉強になる時間でした。 あと2週間ほどの冬休みを充実させ、来学期またいいスタートが切れるように頑張りたいと思います。
- 留学体験記3_2018.2.19
あっという間に2月も終わりに近づき、ここでの留学生活も残り2か月少しになりました。今学期は、English Skills, College Writing, Interpersonal Communication, Language Acquisition Methodの4科目を履修しています。前学期に引き続き今学期も教育の授業を履修したいと思い履修登録期間にいろいろと調べていたのですが、科目のコンセプトや難易度の関係でなかなか一人では上手く決めることができず、履修登録にはなかなか苦戦しました。しかし、OIPDのアドバイザーや教授と何度も話し合い、少し難しい科目ですがLanguage Acquisition Methodを取ることができました。改めて自分の意思をしっかり伝えることの大切さを感じたとともに、SMUの職員の方の親切さを感じました。
また、前学期履修したコミュニケーションの授業がとても面白く教授もとてもよかったので、今学期も同じ教授の授業を履修しました。予習のリーディングが多く大変ですが、ここにきてコミュニケーション学にとても興味を持ちました。日本の大学では学べない科目を履修したことによって自分の学びの幅が広がったことがとても嬉しいです。残りの2科目はライティングのクラスで、エッセイの書き方などを学んでいます。
授業外では、新しく来た留学生と仲良くなりご飯を食べに行ったり遊びに行ったりしています。今学期は、前学期と比べてイベントが少ないように感じますが、3月には年に一度の大きなハワイのイベント、インターナショナルクラブのキャンプがあります。今学期も引き続きハワイアンクラブに所属し、そのイベントに向けてフラダンスの練習を始めています。また日本語クラスのアシスタントも続けています。
2セメスター目ということもあり、やることや考えることは多いですが今のところ自分のペースで取り組めているかなと思います。 残り少し、ここで勉強できていることに感謝の気持ちを忘れず、悔いの残らないようにいろんなことに挑戦したいなと思います。
- 留学体験記4_2018.4.29
セントマーチンズ大学での交換留学も残すところ2週間となりました。時が経つのは本当に早いもので、ここに来てすぐ、暑い中オリエンテーションしたのが昨日のことのように頭に浮かびます。今学期は、一週間ほどの春休みやイースターブレイクなど、何かと休みが多かったせいか、前学期よりも授業数が少なかったように感じます。
授業に関して、今学期は4つのレギュラークラスを履修しました。特に、教育の授業は、留学生が私だけという環境に加えて授業スタイルも毎回スモールグループでのディスカッションだったので、本当に大変で難しかったです。しかし、少しでも他の学生に劣らず毎回の授業についていくために、予習は決して怠ることなく取り組むことを意識して頑張りました。それによって、この授業は他の3つの授業に比べて一番難しく苦戦するクラスでしたが、自分の中で一番学びが大きかったなと感じています。改めて、どんなことにでも粘り強く挑戦することの大切さを感じました。
生活面での一番の思い出は、ハワイアンクラブでのイベントです。一年で一番大きいLu’auというイベントで、私は2種類のフラダンスを披露しました。毎週2日、クラスが終わってからジムに集まり練習に取り組みました。この時間は、勉強のリフレッシュになった上に、新しいアメリカ人の友達を作ることができ、本当に楽しい時間でした。ハワイアンクラブメンバーの一人として大きな舞台の上でたくさんのオーディエンスの前で踊ったことは、留学生活の中で一番の思い出になりました。 約10か月の留学生活は大変なことも多かったですが、やりたいことや学びたいことに思う存分挑戦できたとても充実した時間でした。セントマーチンズ大学に交換留学の機会を頂いたことに改めて感謝し、帰国までの残り2週間悔いの残らないように楽しみたいと思います。