英語文化学科 4年 R.U.さん
留学体験記
私はこの交換留学を通して、様々な点で成長することができました。親元を離れて、初めての一人暮らしをすることになり、家事の心配をしていましたが、この留学で、食事や洗濯などを自分で行ったことにより、改めて両親に感謝すると共に、自信がつきました。また、3人部屋での生活だったので、ルームメイトと仲良くなれるかなどを心配をしていましたが、各地から来た歳の近い人達と、勉強や日々の生活などたくさんのことを一緒に頑張って行く中で、絆が深まり、楽しい寮生活を過ごすことができ、留学後も交流を続けるくらい、仲良くなることが出来ました。韓国語力ももちろん成長しました。
春学期の語学堂では、クラスに日本人が私1人だということや、毎日ネイティブの先生が4時間授業をするということに、ついていけるかという心配もありましたが、始まってみると、わからない部分はすぐに聞いて、先生方も優しく教えてくださるので、逆に日本人が1人で良かったと思いました。また、
同じクラスの他国の学生とも韓国語で話しながら、留学後も交流を続けるくらい、仲良くなることが出来ました。このような、留学を通して、自己管理能力の向上や、交流の幅が広がったことは、とても貴重な財産であり、成長した点だと考えます。
学業面では、留学前から目標にしていたTOPIK6級の取得を達成するため、春学期、夏学期には毎日語学堂に通い、授業を受けた後、寮に戻ってからは、自分で進んで勉強をしていました。生活の中でも、分からない単語や表現を見つけるとすぐにメモをしたり翻訳機にかけたりしました。また、韓国人の友達と積極的に話す機会を設けて、とにかく韓国語を話すことをしていました。このように、日々の生活の中で、常に発見と学びの機会を作るようにしたことで、春学期の語学堂では優秀賞を頂き、TOPIKでは、6級を取得することができました。学部授業で受講した、翻訳の授業では、新聞や映画、小説など幅広い分野の翻訳をする機会があったため、語学力や表現力がさらに向上したと感じています。今では韓国語で自分の言いたいことをしっかりと伝えられるレベルになったと成長を感じています。
生活面では、寮で生活をするという点から、自己管理能力を向上させることができました。私は寮生活や3人部屋での生活が初めてだったので、留学当初は心配もありましたが、いざ始めてみると、他国の年齢の近い人との交流や、ルームメイトとたくさんのことを共有していく中で、とても仲良くなることができ、国関係なく、新しい交流の幅が広がったことを嬉しく思ってい
ます。この先も交流を続けていきたいと思っています。また、ご飯を食べる、勉強をする、遊びに行くなど生活の一つ一つを自分で決め、行動するという当たり前のことですが、この一つ一つが、留学中、自分自身に大きく影響を与えることを改めて感じ、一つ一つを大切に行動に移すことが出来たと考えています。
語学堂や大学に通う中で、国際交流活動を体験することが出来ました。語学堂では、ベトナム
やモンゴルなどの国の人と韓国語で会話をしながら仲良くなりました。お互いが韓国に興味を
持っているという共通点から、母国語以外で話すという空間はとても新鮮でした。お互いが完
璧に話せなくても、互いに知っている単語で伝えたり、その中でも学びがあり、とても楽しか
ったです。また、大学では、同じ授業で仲良くなった韓国人とご飯を食べに行ったり、交流会
などのイベントに参加することで、たくさんの国際交流をすることが出来ました。韓南大学で
はバディの制度があったため、バディとも少なくても、週に一回は一緒に様々なところに出か
けました。学校生活以外でも、休みの日には積極的に出かけて、テジョンはもちろん、他の都
市へ行き、ご飯屋さんなどで地元の人と沢山話す中で、文化を学んだり、感じることが出来ました。