情報メディア学科 3年 S.Kさん
- 留学体験記1_2017.5.30
韓南大学に留学してから3ヶ月が経ちました。初めは慣れない環境ということもあり大変だと感じることも多かったのですが今は慣れたことの方が多くなってきて楽しく生活しています。
この3ヶ月の間には釜山旅行やソウル旅行、語学堂の生徒たちと1泊2日で遊園地へ行く旅行、大田市内に留学している留学生たちで行われる体育祭や韓国人の友達の誕生日会などたくさんのことを経験しました。韓南大学のある大田は韓国の真ん中に位置している都市なので、どこへ行くのにも、ものすごく時間がかかるという都市はあまりなくどこへ行くのにもバスや鉄道を使えば2〜3時間で行くことができるため、休日や連休には友人とソウルへ遊びに行ったり旅行をしています。私もソウルへは5回位行っています。せっかく韓国に来ているので行きたい行事やイベントがあれば参加するのがいいと思い積極的に行動しています。そういった行事やイベントに楽に参加するためにも韓国語の勉強は必須です。
このレポートを書いている5月下旬はもう春学期の語学堂の授業は終了している頃ですが、3月の初めから5月の中旬までは朝の9時から昼の1時まで月曜日〜金曜日、毎日語学堂で韓国語の授業がありました。(夏学期は6月から始まります。)語学堂では他の国から留学に来ている15名程度の学生と一緒に韓国語を学びます。2ヶ月半同じクラスで勉強するので他の国の友達がたくさんできます。もちろんコミュニケーションは韓国語を使うのでその場でも日々韓国語の勉強になります。当たり前ですが授業は全部韓国語です。初めは不安もあったのですが、毎日授業を受けているとほとんど何を言っているか理解できるので少しずつ韓国語力が伸びているのだなと実感できて嬉しかったです。
私と同世代くらいの韓国人と話す時、韓国人はとても話すのが早いので何を言っているかわからない時もあります。そういう時はゆっくり話してもらって会話をしています。韓国留学生活はもう3ヶ月も経ったのかというあっという間と感じているので毎日毎日を大切に過ごしていきたいと思います。あと1週間もすれば夏学期の語学堂も始まるのでもう一度気持ちを改めて頑張っていきたいと思います。
- 留学体験記2_2017.7.31
韓南大学に留学して早いもので5ヶ月が経ちました。今の期間は語学堂の夏学期の授業の真っ最中です。語学堂に通うのももう慣れたものです。ヌリ館から学校へは学校のシャトルバスが8時10分のバスの1本しかないでの初めは少し大変でしたが今は習慣になったものです。日本の大学では1限の授業がない日もあったので早起きの習慣がつきそうな気がしています。
授業では春学期にとっていた2級より当たり前なのですが難しくなっていて日常で使える韓国語の幅がだいぶ広がったと感じています。10月に行われるTOPIKを受けるつもりなので私の希望としては後期も語学堂に通いたいという意志が強いです。ここ最近の授業で記憶に残っていることは、韓国語で自分の家族の紹介をしたことです。大学生になって日本語で家族の紹介をするなんていう機会は無いと言っても過言では無いのでいい経験になりました。韓国語の勉強にもなり、離れている家族に対して考える時間が増えてとても記憶に残っています。同じクラスの友達は自分の国の伝統料理の作り方や、旅行にオススメの場所などを発表していて他の国のいいところを知るきっかけになったのでよかったです。
5月の末には韓南大学で学祭がありました。日本の学祭とはだいぶ違っていたので楽しかったです。私も韓国人の友達と有名な歌手を見るために二日連続で5時間くらい待ちました。日本の学祭と違って運動場に大きな舞台が設置され、そこで学生たちが歌を歌ったり、ダンスをしたり、有名な歌手が来て歌を歌ったりします。それが夜の11時くらいまで続いてそのあとは学生たちが学校内で開いている屋台のようなところでご飯を食べながらワイワイします。韓国人の友達と一緒に学祭を過ごせてとても楽しかったです。
7月の末には母がソウルに旅行に来たのですが、母は全く韓国語ができないので私がソウルを案内しました。その時に韓国語をいっぱい使って店員さんともすんなり会話ができたので自分の韓国語能力が上がっているかもと実感しました。私が留学前のことですが、はじめてソウルに旅行に来た時は全く喋れなかったのでうれしい気持ち半分、これからも韓国語の勉強を頑張ろうと思えた機会でもありました。
- 留学体験記3_2017.8.31
留学生活も残り半分を切りました。とても早く感じます。8月の出来事は前半に夏学期の語学堂を修了し、2週間ほどの自由な夏休みを私は、ソウルであった好きなアイドルのコンサートに行き、少しの間日本に帰国し家族と過ごしました。
私が夏学期受けた語学堂の3級のクラスは春学期に受けていた2級のクラスよりかはだいぶ難しくなったなと思ったのですが、中間テストと期末テストでは大きなミスなく終えることができ一安心しました。夏学期は春学期に比べるとクラスに他の国の生徒が多かったので色々な国の友達と関わることができました。語学堂に通っていると韓国人の友達を作ることはすこし難しい面がありますが、それ以外の国の友達がたくさんできるのでいろんな国の文化や話をすることができて楽しいです。
次の学期、秋学期、本来は語学堂の授業を取らない予定でしたが、留学前の目標が韓国語能力試験TOPIKで4級取得が目標だったため、秋学期も語学堂に通い4級に無事合格し留学生活を終えたいと思っています。
夏休みの前半はソウルにいる韓国人の友達とご飯に行ったり、日本人の友達と好きなアイドルのコンサートに行きました。韓国のスタンディング席でコンサートに行くのは初めてでしたが、日本より何倍も近くで好きなアイドルを見ることができてとても楽しい時間になりました。日本と違い終始撮影が可能なのでその近さもカメラに残すことができました。また機会があったら行って見たいです。
後半は日本に帰国しました。ソウルの韓国人の友達と遊んだ時に大きいマートに行って家族へのお土産を買ったのでそれと共に久しぶりに家に帰りました。少しの間大好きな家族と過ごすことができ、残りの4ヶ月も精一杯頑張ろうという気持ちがより一層深まりました。
8月の末には新学期のオリエンテーションがあり、新しいドウミも決まりました。新しいドウミは私よりも年上で人生経験も豊富なお姉さんのようなのでたくさんのことを学べそうです。今学期は語学堂だけでなく学部の授業にも挑戦するので今までよりは大変なことも多く忙しくなりそうですが楽しみも多く、学部の授業に入ると韓国人の友達もたくさんいると思うのでできるだけ多く交流していきたいです。
- 留学体験記4_2017.11.30
留学生活も残り12月だけになりました。留学生活の後半の時の流れが特に早く感じます。後期は学科の授業も始まり自分の韓国語力に落ち込むばかりでしたがなんとか気持ちを持ち直して前向きに取り組んでいます。この留学で韓国語力が伸びたと自分で感じます。特にリスニングが伸びたととても感じます。韓国人と会話をしていて知らない単語以外ほとんど聞き取ることができると思います。ですが喋ることは自分が満足する程度までまだ全然達していないと思うで、残りあと1ヶ月ですがまだ1ヶ月もあるという気持ちで韓国語を使って会話をする韓国人や他の国の友達とたくさん交流していく予定です。1ヶ月もあればまだ会話力の伸びる余地はあると思います。頑張ります。
最近の思い出に残っていることといえば秋学期の修了式です。私にとっては最後の語学堂だったのですが春、夏、秋と三学期通った語学堂とのお別れは寂しかったです。特に最後の秋学期の先生とクラスの友達たちが私に合っていてより一層寂しさが増しました。クラスの担任の先生は生徒たちのお母さんみたいな存在でいつでも全力で授業をしてくださり、勉強のこと以外でも困ったことがあればすぐ連絡してねと言ってくださる先生でした。私が風邪をひいてしまった時には病院に連れて行こうか?とまで言ってくださいました。私は外国で生活していても全くと言っていいほどホームシックのようになったり寂しいと感じることはなかったのですが、たくさん気にかけてもらってすごく心があったまりました。その先生に感謝すると同時に、日本に帰国後は、日本に留学に来ている学生と交流があれば私もたくさん協力したいと思いました。
また、11月初めにハンナム大学主催の外国人限定の職業キャンプに参加しました。これは韓国に就職したいと思っている外国人のためのものでした。私は今の所、韓国で就職しようとは考えていませんが就職を控えている学年なので参加しました。就職に対する講義を受けました。そこで自己分析の講義があったのですが自分が韓国で感じたことを思い返して自分の感じたことを振り返れる時間だったのでとても良かったと思います。留学生活も残り少なくなりましたが前向きな気持ちで残りの時間も過ごしたいです。