英語文化学科 3年 T.Aさん
- 留学体験記1_2016.1.28
こちらに到着してから、まもなく6か月が経とうとしています。12月から1月にかけての約3週間の冬休みと一学期が終わり、今週より二学期に入りました。
冬休みは留学生の友達とオランダ、ドイツ、オーストリアなどヨーロッパを何か国か巡り、その後高校生の時に短期留学したアイルランドでホストファミリーや友達と5年ぶりに再会することもできました。また、ロンドンで年越しをすることもでき、とても思い出深い冬休みとなりました。
一学期が終わり、毎日一緒にズンバに行っていたアメリカ人の友達が帰国してしまいとても悲しかったのですが、二学期からの留学生がたくさん加わりさらににぎやかになりました。先週末はウェールズ出身のフラットメイトのお家にお邪魔し、お母さんにイギリス料理のカリフラワーチーズやフィッシュアンドチップスやスコーンの作り方などを教えてもらいました。
二学期の授業は、一学期に習ったことをもとにした、実践的なものがほとんどです。ツーリズムの授業では、End of Year Celebration 2016という学年末に行われるイベントを企画運営することになり、今はビジネスプランを作成しています。International Business Communicationという授業では、毎週グループで行うセールスピッチやプレゼンテーションがあります。最初は様々な国籍や、異なる文化の学生と一緒にグループワークを行うことで、お互い気を使いすぎたり、逆に喧嘩になってしまったりすることもあり、うまくいかないこともたくさんありましたが、今ではみんなが自然と相手の文化などを理解してスムーズに課題を進めていくことができるようになりました。 留学期間も半分が過ぎ、さらに時間が経つのが早くなっているように感じます。二学期も卒業論文や課題に向け、しっかり取り組んでいきたいと思います。
- 留学体験記2_2016.5.5
5月になりようやく暖かく、晴れの日が増え、芝生の上でご飯を食べたり勉強をしたりすることができるようになりました。昨年の9月からの9か月はあっという間で、授業もほとんどが終わってしまい、課題と試験に追われています。今学期、一番苦労が多かったイベントマネジメントの授業で企画していたIBCの卒業パーティーが先日終わりました。本番数週間前からトラブル続きで、もう本番を迎えることができないのではないか、と思い当日も不安でいっぱいでしたが、たくさんのIBCの生徒や先生に来ていただき、無事に終えることができました。自分たちで一から予算を立てたり、プログラムを作ったりマーケティングをしたり、初めてのことが多く大変でしたが、とてもいい経験ができてよかったです。
イースターの休暇中には、スコットランドやバース、ストーンヘンジなどイギリス国内を旅行しました。また、英米文学の授業で読んだジェーン・エアの作者、シャーロット・ブロンテが住んでいたハワースという村に実際に行くことができ、修道院や教会などを見学しました。バースでは、ジェーン・オースティンの住んでいた家や、オースティン博物館などを訪れ、イギリス文学についてさらに興味を持つようになりました。 こちらに到着した時の不安が嘘のように、とても充実した留学生活を送ることができました。このコースに入り、様々な国からの留学生と授業を受けることで、異文化・多国籍間でのコミュニケーションの楽しさ、難しさなどを直に学ぶことができたことは、本当にすばらしい経験です。帰国まであと少しですが、こちらの生活に慣れすぎて全く実感がありません。残りの1か月を楽しみつつ、課題と試験も頑張りたいと思います。