CEFRとは
CEFR(Common European Framework of Reference for Languages)とは、「ヨーロッパ言語共通参照枠」と呼ばれるもので、外国語の学習者、教授者及び評価者が、その熟達度を同一の基準で判断することができるように開発された枠組みです。20年以上にわたる調査・研究に基づいて、2001年に欧州評議会(Council of Europe)によって公開されました。
CEFRでは、外国語の熟達度を A1、A2、B1、B2、C1、C2(C2が最高レベル)の6段階に分け、それぞれについて、その言語を使って「具体的に何ができるか」という形(Can-do表現)で分かりやすく示しています。CEFRによる6段階は、英語だけではなく、多くの外国語能力の指標として、世界の国や地域で教育や仕事など多岐にわたる場面で活用されています。
外国語の学習・教授・評価のためのヨーロッパ言語共通参照枠
熟練した |
C2 |
聞いたり読んだりした、ほぼ全てのものを容易に理解することができる。いろいろな話し言葉や書き言葉から得た情報をまとめ、根拠も論点も一貫した方法で再構築できる。自然に、流暢かつ正確に自己表現ができる。 |
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C1 |
いろいろな種類の高度な内容のかなり長い文章を理解して、含意を把握できる。言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。社会生活を営むため、また学問上や職業上の目的で、言葉を柔軟かつ効果的に用いることができる。複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の、詳細な文章を作ることができる。 |
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自立した |
B2 |
自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できる。母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ自然である。幅広い話題について、明確で詳細な文章を作ることができる。 |
B1 |
仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる。その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。身近な話題や個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができる。 |
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基礎段階の |
A2 |
ごく基本的な個人情報や家族情報、買い物、地元の地理、仕事など、直接的関係がある領域に関しては、文やよく使われる表現が理解できる。簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄について、単純で直接的な情報交換に応じることができる。 |
A1 |
具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しは理解し、用いることができる。自分や他人を紹介することができ、住んでいるところや、誰と知り合いであるか、持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答えたりすることができる。もし、相手がゆっくり、はっきりと話して、助けが得られるならば、簡単なやり取りをすることができる。 |
(出典)ブリティッシュ・カウンシル、ケンブリッジ大学英語検定機構
CEFR |
IELTS |
TOEFL iBT |
TOEFL ITP |
TOEIC |
実用英語検定 |
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Lintening |
Reading |
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C2 |
9.0-8.5 |
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― |
― |
― |
C1 |
8.0-7.0 |
120-95 |
677-590 |
495-490 |
495-455 |
1級 |
B2 |
6.5-5.5 |
94-72 |
587-533 |
485-400 |
450-385 |
準1級 |
B1 |
5.0-4.0 |
71-42 |
527-400 |
395-275 |
380-275 |
2級 |
A2 |
|
|
437-337 |
270-110 |
270-115 |
準2級 |
A1 |
|
|
|
105-60 |
110-60 |
3級 |