大英4年 I.Rさん
留学体験記 4月
私は前期にTourism(旅行学)、Communication skills for undergraduate study (留学生向けのエッセイの書き方やチュートリアルのディスカッションの対策講義)とComing into community (社会学やオーストラリアの先住民に加えてコミュニティデベロップメント専門)を選択しました。旅行学ではfield tripのペアを作り、自らオーストラリアのtourism を体験しレポートを共に書くと言う課題がありました。私はその課題でスノーケリングをして、ペアのオーストラリア人と交流する事ができ仲が深まりました。Tourismを受講している学生達は旅行や外出好きが多いので、アウトドアを好む友達が欲しい方には最適だと思います。またレポートを一緒に書いた際にはレポートやエッセイの書き方がオーストラリアと日本では大幅に違うため大変苦戦しましたが、留学生向けの講義に加え、ペアのオーストラリア人の協力を得たことでかなり上達したと実感しました。
正直渡航前ギリギリまで西オーストラリアの国境が再開するか不明であったため、他の留学生が渡豪しない事を覚悟していたので友達作りが不安でした。案の定前期は日本から6人とアイルランドから3人、イギリスとドイツとオランダから1人ずつと例年と比べるとかなり少なかったですが、その分オーストラリアの友人が沢山出来ました。またオーストラリア人の友人からオーストラリアのアクセントがあると言われ、英語力の向上にも繋がり自信にもなりました。このコロナ禍の経験から自分に与えられた機会をいかに活用して楽しむべきかと言う事を改めて学びました。
前期終了後はオーストラリア外で出来たイギリス人の友人が遊びに来てくれたので1か月のオーストラリア一周旅行に出かけました。アデレイド(サウスオーストラリア)からメルボルン、そしてタズメニアを経てシドニーとキャンベラ(首都)からブリスベンに到着し最後にダルウィン(ノーザンテリトリー)を旅行しました。お金はかかりましたが、スカイダイビングやシドニーのハーバーブリッジクライム、ワニとコアラを抱いて写真撮影した事をを含め、沢山経験できた事が私の宝物です。この交換留学を通し、是非、自分の殻を破り自分のcomfort zone を出て新しい体験を未来の後輩達に経験して欲しいです。オーストラリアでの大学休校中の1か月間、自由に行動できる貴重な経験になるので無駄にしないように思う存分楽しんで下さい。