経営3年　K.Kさん

留学体験記　　4月

日本を離れて2か月、授業が始まって1か月以上が過ぎようとしていることが信じられないほど毎日新鮮で楽しく、以前より時の流れが早く感じます。先日語学堂の中間試験が終わりましたが1か月も経たないうちに期末試験、修了式もあるというのでそのスピード感を感じるよりも早く終わってしまうのではないかとも思えるほどです。
最近では文化体験としてラベンダーの手入れをする体験をしました。特に最近のコロナ禍の影響で室内にいる時間が増加したということで韓国では”伴侶植物”と呼ばれていて動物のペットと同じようにペットとして扱う人も増えているそうです。動物のようにしつけが不要で水や太陽光の管理をすることが主なので時間のない人や動物のペットを飼うまではないと考える人たちに動物のペットと同じようなリラックス効果を与えるそうです。今回のは元々の苗を鉢に移し替えたり土や石を足すなどの作業をして植物に名前を付ける体験をしました。
私が日々の授業で面白く感じるのは国ごとの違いを小さな部分から感じることです。もっともそれをよく感じる部分として日本でいうことわざ、慣用句を勉強する際「韓国ではこの言葉をこういう意味で使用しますが自分の国では同じような意味の表現はありますか？直訳するとそれはどんな単語を使いますか？」などと質問されます。これ以外にも文化や生活習慣のことなどもよく聞かれます。私が勉強している語学堂のクラスでは日本人が私のみなのですが他の国のことも知れて面白いと思う反面日本についての説明は私しかできないのに説明できないこともあるので日本について忘れていたり知らないことがよく目につくようになったのも悔しい部分もあり、新たな発見にもなります。どこの国に行ってもできるかもしれない体験ではありますがこの体験を出来ることが一つの収穫だと思っています。
コロナがなければもう少し活発的に活動できたのかもしれないと思うこともそれによって生じる不便も少なくないですが、今留学することで通常の時とはまた別の体験ができたと考えるとマイナスばかりに考えることはないと思うことができました。