大英2年 O.Mさん
留学体験記 5月
前期の授業が始まってから3か月が過ぎ、再来週の2つのexamをもって前期が終わろうとしています。私は今期、観光学、インドネシア語、Communication and Persuasion(essayの書き方とプレゼンの仕方の授業)の3つをとりました。
観光学の授業にはessayとField Workがありました。Field Workは、4人組のグループになり私たちの住んでいるパースの観光施設に行きレポートを書くもので、私のグループは全員が留学生だったため西オーストラリアのことを学ぶために西オーストラリアミュージアムに行きました。西オーストラリアの歴史や生き物について知ることができましたし、何より、Field Workを通してそれぞれ違った国から来た人と沢山話して仲良くなることができたいい機会でした。
インドネシア語の授業では、授業で会話練習を沢山するので、楽しく言語を学べ周りの席の人たちとすぐに仲良くなることもでき楽しかったです。学期の終盤には2人ペアで10分ほどの会話をするOral examがありました。自分たちでインドネシア語の会話文を考えて覚えなければならなかったので大変でしたが、練習を口実にペアの子と集まりいろんな話をして沢山笑ってかけがえのない友達とつくることができました。
Communication and Persuasionは留学生や大学一年生を対象にしている授業で、essayやプレゼンの基本を学ぶものだったため、ほかの授業でessayを書くときなどに役立ちました。授業内でのグループワークが毎授業あったため、分からなかったらグループの人に聞くようにしていました。学期の後半からは先生の話がしっかり理解できるようになり授業がより学びのあるものになりました。
今学期二つのessayがありましたが、大学には、学生の勉強をサポートしてくれる制度があり予約をとると45分無料で質問に答えてくださったりessayを添削指導してくださったりするのでそれを利用していました。英語でessayを書くのは難しかったですがおかげで納得のいくessayを書くことができました。
学期中に2回スタディーブレイクという1週間の休み期間があります。学生はその期間に課題を進めたり、旅行に行ったりするのですが、私は2回目のブレイクにオーストラリアの北東にあるケアンズに同じ日本人交換留学生と旅行に行ってきました。日本からも人気な観光地で日本人観光客また日本人の店員さんが多く驚きました。今回の旅行で世界遺産であるキュランダに行き、熱帯雨林をクルーズしたりその村特有の文化に触れたりすることができとても貴重な経験になりました。また、キュランダの行き帰りに乗った鉄道とロープウェイから見えた景色は壮大な自然で息をのむほど綺麗でした。
私が住んでいるPerthは海がきれいで有名で、寒くなる3月まで沢山海水浴をしました。大学の寮から一番近いビーチまでバスで30分ほどでいけるので海好きにはたまらないです。また、大学からバスで30分ほどでフリーマントルという港町につきます。おいしいカフェやレストランがたくさんあり、金、土、日曜日にはマーケットがやっており新鮮で安い野菜がたくさん並んでいるので、2週間に1回ぐらいの頻度でこの港町に行って買い物を楽しんでいます。
最後に寮についてです。この留学が始まって一番慣れるのに時間がかかったのが寮生活でした。私は、オーストラリア人4人、インド人1人と私の6人で住んでいますが、オーストラリア人は週末には実家に帰りインド人は大学院生のため勉強に忙しく、なかなか寮で人と会うことがなく最初は孤独に感じました。また部屋で日本では見たことのない虫に出くわした時には、ここでの生活は私には無理だとも思いました。ですが、ルームメイトが夜ご飯を食べるタイミングで私もご飯を食べたりと積極的に話す機会を作ることでだんだん仲良くなり今では寮のみんなで夜ご飯を食べに行ったり、ゲームパーティーをしたり、とてもいい関係を築けています。寮のみんなは優しく、生活や勉強で困ったときはいつでも聞いてねと言ってくれるので、小さなことでもすべて話したり聞くようにしています。ルームメイトの1人が日本語を勉強しているので、会話練習を手伝ったり、一緒にジブリ映画を見たりしています。日本の好きなところを沢山話してくれ、私が気付かなかった日本のいいところも見つかり勉強になります。ルームメイトにオーストラリア訛りでmateと言われたときはオーストラリア留学しているのを実感しましたし、これからもっと仲良くなっていきたいと思いました。